割らない為の、あたらしい緩衝材「八四箱」の開発

2022.10.01

欧州におけるサーキュラーエコノミーへの対応 ※1 を目指し、海外発送を可能にする緩衝材「八四箱」の公式サイト八四箱屋を公開致しました。

※1 サーキュラーエコノミー(循環経済/循環型経済)とは?

循環型容器包装分野において、欧州飲料協会(UNESDA)が2025年までに100%リサイクル可能な状態にする策定と考えです。
特にペットボトルについては猶予が設けられていますが、特に「(過剰な)包装や包装廃棄物の抑制 ※2 する」といった問題点は越境ECへの取組みの妨げになると考えています。

※2「(過剰な)包装や包装廃棄物の抑制」の定義づけ

この策定は欧州の立法イニシアチブ( Sustainable Product Policy Framework )が立案しており「持続可能な製品」のみをEU市場に出回るようにする考えで、法的な効力はまだ認められていないものの現在の定義(ルール)の考えの中に100%リサイクル可能で高い回収率、そして「reducing (over)packaging and packaging waste((過剰な)包装や包装廃棄物の抑制)」の定義を明確にする。と記載があります。
また解決策として有効な(おそらくビニール等を使わず、再生可能な素材を用いた小さな梱包)の積極的な採用を促すとの考えも組み込まれています。
これは企業へ開発を促す為に付け加えられているものではないかと考えています。

八四箱は安全性確保と発送運賃の削減が大きな開発目的でしたが、再生可能な紙素材でもあります。
将来的にこれらサーキュラーエコノミーを達成し輸出制限等を受けずに発送する方法としての利用を想定しています。